焙煎室山脈のこと、 そして珈琲豆のこと。
CONCEPTS
STORY
清流・木曽川が流れる岐阜県各務原市にて、犬山城家老の別邸を移築した歴史ある建物を活かし、2019年に開業した「喫茶室 山脈」。
この喫茶室には、それまで喫茶店のマスターとして、そして焙煎士として、約10年にわたってコーヒーと向き合ってきた店主が、自ら焙煎した豆を挽き、ハンドドリップで丁寧に抽出するこだわりのコーヒーの香りが広がります。
また、コーヒーとともに山脈モンブランやお食事を楽しみながら、友人やパートナーとおしゃべりをしたり、読書や書きものなどで一人の時間を過ごしたりと、大人が寛げる、ゆったりとした空間づくりを心がけています。
そんな喫茶室での穏やかな時間を日常の中でも楽しんでいただきたいとの想いから、このたび、喫茶室の向かいにある築100年以上の古い蔵を改装して、「焙煎室 山脈」をはじめました。
焙煎室では、ポーランド製のロースターで丁寧に豆を焙煎し、お客さまの生活シーンやお好みにぴったりの豆をお選びいただけるよう、4種類の山脈ブレンドを揃えています。
標高の高いところで育てた良質な豆を使い、深煎りのしっかりとしたコクがある「1合目」、中煎りでやわらかな口当たりの「2合目」、浅煎りで苦味が少なく飲みやすい「3合目」。
そして、季節に合わせて豆の配合を変えた「季節ブレンド」。
そのほか、豆の個性がはっきりと感じられるストレートも9種類ご用意しています。
約100年前から、日々の暮らしで使われる生活の品々が大切に保管されてきた蔵。
その蔵で開く焙煎室にて、みなさまの日々の暮らしに寄り添い、生活の中で気持ちを上向きにするコーヒーを見つけるお手伝いができればと思います。
CONCETS
お客様を笑顔にすること、そして、出会いを大切にすること。
「喫茶室 山脈」では、その想いを大切にコーヒーを提供してまいりました。
コーヒーを味わったときの、「あぁ美味しい」という幸福感。
その幸福感は心を解き、ご家族やまわりの方々、ご自身に対しても、やさしい気持ちをもたらし、日々の穏やかな喜びやちょっとした楽しさに繋がることでしょう。
混沌とした世の中や気持ちが、日々の1杯のコーヒーで、少し良い方向に変わる。
私たちはそう信じて、世界を変える小さな1歩を、コーヒーで表現したいと思います。
“暮らしの中にコーヒーがある”。
「焙煎室 山脈」は、そんな景色が生まれることを願っています。
どうぞ、みなさまそれぞれのお好みの味を見つけて、毎日を少し上向きにする、美味しいコーヒーの時間をお楽しみください。
店主より